一着一着の制服に心を込めて。
地域雇用とMade In Japanへのこだわり。
学校生活を陰で支える制服。学生のみなさんにとって大切なその一着は、岡山県と長崎県にある自社工場で丁寧につくられています。
日本の縫製工場の実に9割が海外からの技能実習生に頼っている中、当社は技能実習生制度を採用せず、地域の方々に支えられて長年ものづくりを行ってきました。現在は勤続年数30年以上のベテランから、10代20代の若手スタッフまで様々な方が働いています。
なぜ昭和被服総業は地域雇用とMade In Japanへこだわるのか?
その理由は2つあります。
1つ目は、制服づくりには高度な連携が必要だから。
制服に使われる生地はウールという天然繊維を多く含んでおり、伸び縮みをしてしまうため1着ごとに微妙にサイズや生地の特性が異なることがあります。
それらを綺麗に縫い繋いでいくためには、オペレーター同士の意思伝達が必要不可欠です。
そして2つ目は、縫製技術は5年10年と経験を積むことで確立していくものだから。
機械化が進んでいる工業製品とは違い、制服は今なおミシンやアイロンといった機械を使って、多くの人の手作業でつくられています。
そのためスタッフが長く働け、ベテランスタッフが若手スタッフに技術を伝承しやすい環境を作る必要があります。